足を中心とした柔軟ケアのご紹介♪
運動による身体機能の向上には、まず初めに柔軟性が大事です、そのあと、筋肉、バランス機能へとレベルアップしていくとよいみたいですね。
とくに足は自分で固くなっているのが気付きにくい箇所ですね。
こちらでは足を中心とした柔軟ケアをご紹介します。
柔軟性向上ポイントは、ゆっくり、大きくを意識してみてください。
まず、足指の間に手の指をはさんで足指を上下左右に動かしてみましょう!
その次に、足首を回してみましょう、それが終わると今度は、新聞紙ギャザーをします。
これは、タオルを使ってやるのはよく聞きますね♪ お好きな方でトライしてみてくださいね!
まず、新聞紙を片手でぐちゃぐちゃと丸めます、この丸めた新聞紙を手を使わないで足で広げていって、広げたら、今度は足でまた丸めます。
丸めた後は、今度は足裏において刺激を与えます。
その後は初めにもどって、手で丸める→足で広げる→足で丸める→足で広げを2セットずつやってみてください。
最初の1カ月は結構大変かもしれません。
初めはやれる範囲で無理しないように、体の負担にならない程度で試してみてください。
健康な足の成長を子供の頃から気をつける事
足の発達やバランスは子供のころに構成されると言われており、3~5歳で歩行機能、9~12歳で足の筋力やバランスの基礎が出来上がります。
この頃から足の成長に合わせた靴を履いて、正しい歩き方、適切な運動をすることはとても重要になってきます。
安定した状態というのは、いわゆる土ふまずと言われる部分のクッション性が構築されて、かかとの設置面積が広く体の重心が集まっている状態です。
中足部が地面につかなかったり、足指が地面につかない浮き指になると痛みが発生しやすい状態ですので注意が必要です。
また、筋力やバランスを向上する反面、足部周辺の筋肉が固くなりすぎて柔軟性が乏しくなることもあります。
加齢による足の健康と蓄積
ただ、この時期に体や歩き方の癖で足の筋力構成に不均衡が生じてもすぐに大きな問題にはなりません。
将来大人になって運動中に膝を痛めやすかったり、外反母趾になったり、もっと高齢になると転びやすくなったりと年齢を重ねるにつれ故障の確立が高くなっていってしまいます。
若いころは元気いっぱいでトラブルとは無縁でも、年をとってくると体に負担がかかっている部分からトラブルが起きやすくなってくるみたいですね。
大人になってからの足のトラブルは、小さいころからの蓄積したものが原因の場合もあるかもしれません。
なるべく早く気付いてケアをしてあげて将来いつまでも健康な足を手に入れられたらいいですね。
どんな靴が良いの?足のこりに効く靴選び
足の疲れは靴によってだいぶ違います。長距離を歩いても疲れない靴とは一体どんなものなのか知りたくありませんか?どんな靴が足に負担が少ないものなのか?実は靴選びにもちょっとしたコツがあります。まず、靴を買う前に自分で歩いてみたとき一体足のどこに力がかかっているのか確認してください。
その1 靴は夕方に選ぶこと
人間の足は、朝と夕方では大きさが違っています。夕方になると水分を心臓に戻す役目をする下半身の筋肉が疲れてきて、水分が下半身に集まりやすくなりむくんでくるため大きくなる傾向があります。特にお仕事での立っている機会が多い方、また高齢の方は午後から夕方にかけてむくみがひどくなると言われてため、靴は夕方以降に選ぶようにしましょう。
その2 いろんなサイズにチャレンジしてみる
靴のサイズはメーカーによって違います。自分のサイズだと思っていてもそのメーカーで合わないこともあります。自分の経験でも国外メーカーも合わないことがありました。なので、自分が思っているサイズの前後も試してみることをお勧めします。
その3 試し履きは必ずすること
私は左右の足の形が微妙に違います。調べると案外こういう方多いみたいですね。ですから、片足だけの試し履きをするのは危険危険!必ず両足で履き心地を試しておいてください。
その4 つま先にすき間を残すようにすること
つま先にすき間があることは大切です。すき間がない靴を選ぶと歩く際の重力が親指や小指を圧迫して外反母趾や内反小趾になってしまいます。つま先に1~1,5センチ程度のすき間が出来る靴を選びましょう。目安としては靴を履いて靴の先に出来るだけ足を詰めた時かかとの部分と靴の後ろとの間に手の小指が入るのがベストと言われています。
その5 足の幅にジャストフィットの靴を選ぶ
「その4」では足の長さに対しての注意ですが、今度は足の幅も気を付けなければなりません。こちらは逆にピッタリしたものを選ぶことが大切です。横がフィットしてないと足が靴の中で前後に動きやすくなり、靴の中で足が前方に移動して指が圧迫されるようになり外反母趾、内反小趾が起こるようになります。
ちなみにもともと外反母趾気味な場合はゆるめのものを選ぶと足が靴の中で泳いでしまい、かかとをつくたび親指や小指に加わってさらに変形が強くなります。ですので、この場合は、少し痛んでもジャストフィットしたものを選ぶことがひどくならないコツです。
その6 土踏まず(縦アーチ)の補強がついたものを選ぶ
足裏には、縦のアーチ、横のアーチと呼ばれる部分があります。ちょうど土踏まずと呼ばれているあたりです。この部分が、人間の体重、重力を吸収するクッションの役目をしています。(※アーチの詳しいお話はこちら→「知っておきたい正しい歩き方」)
縦アーチを補強するアーチのついた靴が足に優しくておススメです。自分のアーチにピッタリ合っていれば、長く履いていてもずっと足が疲れにくくて楽です。ただ、そのアーチにちゃんと合ってないといけませんので試し履きして確認するようにしてください。
その7 かかとが包まれるような靴を選ぶこと
かかとの部分が皮膚に食い込むことなく、緩やかなカーブを描いて包み込むようなものを選ぶようにしましょう。歩き出す時に、かかとが一度脱げて着地によって再度元に戻るような靴は良くないです。地面を蹴りだしても、靴がちゃんとかかとを含めた足についてくるような、パカパカしない靴を選んでくださいね。
その8 靴底は適度な硬さのものを選ぶこと
靴底が硬すぎると足が疲れやすくなります。なぜなら、人間は歩く際に、土踏まず(縦アーチ)の部分をしならせながら体重移動しながら歩行を進めていきます。けれども、靴底が硬いとしならせながら歩くことが出来なくなります。土踏まずは力の吸収する役目、クッションの役目をしてくれていますから、これに頼れなくなると足が着かれてくるのです。また、厚底の靴は、足の蹴りだしがしっかり出来なくなるため、こちらもやっぱり足が着かれます。逆にやわらかすぎると土踏まずだけでは、かかる力に支えきれなくなり、偏平足や外反母趾の変形を進ませることになります。
その9 爪にまで影響が?無理して選んでませんか?
サイズが小さいと、足が靴の中で動き過ぎず指が丸くなって爪の変形にもつながります。さらに足の甲を圧迫しないようなもの、(圧迫しすぎるとアーチの機能が働きにくくなるため)、足首をしっかり支えられるもの(歩行中に靴の中で足が前後しなくなるため)も大きなポイントです。これはもう、きつ過ぎず、緩すぎない靴が良いんですね(靴選びって結構、難しい~!)靴ひもなどだったら、足首に近い方を強めに、足指に近い方を緩めにすると理想的です。
足の合わない靴を履き続けていると、外反母趾、内反小趾、槌指、タコ、魚の目、陥入爪などのトラブルを発生させる元になります。
デザインが気に入ったからと無理して履いていると足裏、足指への負担で足全体ひいては身体全体へと疲労が連鎖します。
毎日、足を守ってくれる靴ですから、足にやさしい靴を選んであげたいですよね。
足の健康、ひいては体全体の健康のためにも、自分に合った素敵な靴とめぐりあってくださいね。