お母さんの授乳と胸と腕のこりについて

投稿日: カテゴリー: 日頃のケア

母の愛を感じる授乳…でも無理な姿勢が体の負担に…

赤ちゃんと女性

お母さんが赤ちゃんに授乳する姿というのは、傍目には一見ほほえましいイメージありますね。

赤ちゃんを抱っこしながらお母さんが笑って哺乳瓶でミルクを・・・・テレビのCMにでも使われそうな一場面です。

実は、お母さん笑ってるけど、実はこれ結構辛い姿勢で、左手で赤ちゃんを支え、右手で哺乳瓶、首は顔を覗き込むためうつむくので前に出てしまい、いつの間にか背中が猫背…当然腰にも負担がかかってます。
この不自然な姿勢が一日に何回も・・・。

 

しかも、こちらの都合で調整できず時間もまちまち、仕事みたいに定時で終わるということもありません。

実際に、お母さんを施術すると

首、肩、腕、背中、腰、足・・・と、全身凝っています。
特に首の前側、腕(この場合哺乳瓶をもつ右手)が
張っていますが、割と肩や腰の凝り訴えることが多いです

 

日頃のストレッチで楽になる

この場合、首や腕をよくほぐしてやると、自然に肩や腰もほぐれていきます。
凝る順番があるように、ほぐす順番も同じにしてやるとほぐれるのも早いのです!

ただ、それを見つけるのが大変ですが・・・。授乳中の方には、時々首をぐるんと回したり、腕をちょっと回したりして筋肉を動かしたり、また、腕の力こぶを少し気持ちいい程度に押してやります。

100回くらい続けてやってやると腕と肩の疲れが楽になったりします、これは、私もよくやっていて気軽にできるケアなのでおススメです。
気をつけてみてくださいね!

また、授乳から解放されたら、少しストレッチしてやるのもいいですね!毎日の生活の中で、疲労がなるべくたまらないように心がけるだけでも違ってくると思います。

 

授乳は、赤ちゃんも頑張っています♪

ハイハイをする赤ちゃん

育児をされているお父さん、お母さん、意外と肩こり腰痛に悩まされています・・・赤ちゃんも抱っこしなくてはいけない年齢の赤ちゃんは、日に日に重くなっていきますから知らず知らずのうちに負担になってるんですね。

しかも起きてる時はさほど思わなかったのに、寝始めた途端ドーンと重みを感じる。

これ、首の据わり始めた赤ちゃんの場合ですが、起きてる時は小さい身体なりに自然にバランスとってるんですね。

だから、赤ちゃんの重心のポイントをうまく掴んで、抱っこしてやると意外と楽に抱けるのですが、これが、ひとたび寝てしまうと自分でバランスがとれなくなって、重心のポイントがなくなってしまい、急に重たく感じるようになってしまいます。

無意識ですが、赤ちゃんも一生懸命バランスとって頑張っているんですね。

 

 

胸と腕の負担を少しで軽減するケアの方法

赤ちゃんを母が抱く

腕は体重の5パーセントの重さがあるのを知っていますか?体重50キログラムならば2.5キログラムです。

たとえば2.5キロのこめ袋を四六時中ぶら下げてみくださいと、言われれば結構、重いなあと思いませんか?

赤ちゃんをいつも抱っこしてるなら、それ以上の負担がかかっていますね。
そう考えれば、毎日重労働を強いられているようなものです…会社勤めなどのように、時間にメリハリがない分、後でケアしようと思っていてもついついタイミングを逃して、しまっていることがよくあるんじゃないでしょうか?

 

とりあえず、目の前のことを解決するのに忙しく、自分の身の回りのケアまでできないこともあると思います。

けれども、気付かない軽い疲労ほど、知らないうちに蓄積して急に動けなくなったりします。

 

胸や腕のストレッチで軽減しましょう♪

そうなる前にできるだけ胸や腕のこりは日頃からストレッチなどでケアしてやりましょう。

まず、正面で手を組み手のひらを上に向けて腕を思い切り伸ばします。
両腕を上げて耳につけ、一方の腕を頭の後ろでまげもう一方の手で肘を背中側に押します。
壁に後向きで立って壁に垂直に手を置きゆっくりと腰をおとす、一方の腕を前にまっすぐだし手のひらを上に向け、反対の手で下に曲げ手首を伸ばす、今度は手のひらを下に向け、反対の手で手首を伸ばす

 

ストレッチした状態で、15秒ほど、その姿勢をキープして、もとに戻る、同じことを3回繰り返してください。
回数は、状態に合わせて調整してください。
ただし、痛みを感じたりした場合は中止して、痛みが続くようなら病院で診察を受けることをお薦めします。

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