こりに効く?ひどい肩こりにビタミンは如何でしょうか?
肩が痛くて病院に行ったら、ひどい肩こりと言われビタミンを処方してもらった・・・
という方が時々いらっしゃいます。
肩こりにビタミン?と思いますが、これには理由があります。
肩こりなどの一般的なこりは、過度の運動や代謝の乱れやストレスにより疲労物質である乳酸の蓄積が筋肉にもおよび、それにより筋肉が固くなり痛みを感じるようになったものと言われています。
この溜まった乳酸の排出処理を手伝ってくれるのがマグネシウムとビタミン群(ビタミンB1とビタミンC)です。
ビタミンとは、自然食品中に微量に存在し、人体の生理機能の調節を行う栄養素のことです。
体内では生成、合成できないため、他の天然物から栄養素として取り入れなければなりません。
おもなものとして、ビタミンB1、B2、B6、B12、C、葉酸、ナイアシン、ビオチン、パントテン酸、ビタミンA、D、E、Kなどがあります。
ビタミンで体も元気に肩こり解消♪
最近ではサプリメントとして、売られてることもあってなんとなく知ってるものもあると思います。
特に筋肉の関係するものとして次のものがあります
ビタミンB1 神経機能を調節、乳酸の排泄促進
ビタミンB6 たんぱく質の代謝を促す大切なビタミン。神経伝達物質の合成、
ビタミンB12神経系を回復・正常にする作用
ビタミンE 毛細血管を広げて血行促進、筋肉の委縮を予防機能を調節
ナイアシン 血行をよくし冷え症や頭痛の改善
栄養素の積極的な取り込みにより乳酸を減少させ疲れた体を回復へと導いてあげましょう。
肩こりと首のこりは日本人に多い?
日本人に多い肩こり。
原因は肩だけに限らずいろいろな箇所が凝っていて肩に多く負担がかかっている場合が多いのですが、首のこりが及ぼす肩のこりというのも見逃せないところです。
首は肩こりには結構重要な箇所であることは以前にも説明したところですが、
ここで共通しているのは、常に首が前に出た姿勢で前かがみになっているところですね。
頭の重さを支えるバランスを崩せば一番に負担がかかる箇所です。
この首は、斜角筋、僧帽筋、頭板状筋、後頭下筋、胸鎖乳突筋などのさまざまな筋肉に支えられていて、これらが緊張状態を強いられると頭痛を引き起こす箇所でもあります。
首のこりは案外自覚症状が出にくく、却って肩の痛みが気になる方もいらっしゃいますが、場合によっては肩よりもずっと首が凝っていることもあるのです。
日頃頭痛に悩まされている方。夕方になると頭痛がしたり、目が疲れてくると気分が悪くなってしまったり・・・。
セルフメンテで首のこりを解消する
そんな方は、ときどき首のケアをしてあげてみてください。
首は自分でやるのは難しいと思われるかもれしませんが、一番簡単ものでは、ぐるんと首を回してやったり、後ろの首のラインを手でさすってみたり、時にはギュッと掴んでみたり。
自分で力を加減してみながらやってみてください。
実際、私も首はよくこります。
実は、首よりも肩が気になるタイプなのですが肩は自分でやりにくいため、もっぱら首を集中的にケアします。
施術してみると首も結構カチカチだったりします。
自分で少しほぐしてやると肩こりが気にならなくなるみたいで、よくやっています。
ただし、力の加減に気をつけてくださいね。
また、縦の筋肉ラインを横にしごくようなほぐし方はやらない方がいいです。
揉み返ししてしまいます。
凝りやすい首ですが、もみ返しも気をつけたい箇所なのです。
噛み合わせによる肩こりとは?
歯と肩こり。
顎と肩こりは以前にお話しましたが歯ともつながりがあります。
今回は自分の例を紹介してみます。
今はもう治療していますが、昔、右の奥歯がを患ったためかいつのまにか左の噛み癖がついてしまいました。
いつも首が凝りやすいのでお店で首をほぐしてもらったところ、どうやら昔からの噛み癖のおかげで顎が少し左にずれてしまっているようです。
実際、指摘されて初めて気付いたのですが、頬の奥の方、奥歯近くに手を当ててゆっくり口をあけると下あごはまっすぐ降りないで少し左にずれてあいているのが自分でもわかりました。
たまに口をあけるとカクッと音がするときもあります。
小さな音ですし、気になるほどの衝撃でもなくあまり気にしていませんでしたが、これがひどくなると顎関節症になるとこのことで自分でも驚きました。
日頃左の歯にばかり負担をかけるのでいつのまにか左側の首、耳周りの側頭筋がすごく固くなってしまいそちらに引っ張られる形の筋肉になってしまったようです。
噛みあわせと首のこり、ひいては肩のこり、腰のこりへと連鎖していくこともありますから、たかが、噛み合わせと思わない方がいいですね。
恐るべし無意識の力・・・。
でも、原因がわかっただけでもよかったと思います。
自分で意識して気をつけることができますから。
施術をしてほぐしてもらってもまた同じような筋肉の使い方をすれば、いつまでもコリは解消しないので、気をつけたいですね。