デスクワークで首と肩が凝っている時
パソコンを使っての長時間椅子に座って作業をしているといつの間にか首や肩が凝っていることがあります。
コリの原因の一つには長時間同じ姿勢があげられますので、こういった姿勢を毎日続けていると首や肩だけでなく、慢性的に全身が凝ります。
ときどき休憩して、体を動かしてやって筋肉をほぐしてやるのがいいのですが、そうはいかない場面もあるため、体に負担の少ない姿勢を保つのが現実的だと思います。
机や椅子の調整をするだけでも姿勢の乱れは良くなりますので、ぜひチャレンジしてみてください。
頭は結構重いものですから、首が前傾させてしまうと疲れ出るため、なるべく顔を起こした状態を基本にパソコンの配置や椅子の高さを決めるようにしましょう。
首と肩のこりの解消をするために
まず、パソコンのモニターの高さを調整します、目の高さと同じくらいかちょっと下に見るくらいの高さが楽です。見上げてしまうような高さは避けてください。
キーボードとマウスは体の近くに寄せておき前かがみにならないようにします。
書類を見ながら作業しているときは、5~15度の傾斜のついた板などの上におけば顔がうつむかずに済むので楽に作業ができます。
椅子は深く座って背もたれに支えられながら、肩が上がらない状態が良いとされています。
小柄な方は椅子を深くかけると足が床から浮いてしまう状態になってしまい、また逆に足を着地させるよう椅子の高さを決めると今度は肩が上がったりします。
この場合は腰を深めにかけて床に台を置いて足が浮いてぶらぶらするのを防ぎましょう♪足がぶらぶらしてると座面でひざ裏を圧迫して血行が悪くなりむくみの原因にもなるそうです。
体にあった机と椅子の調整をしてパソコンに対応した姿勢づくりでコリを改善しましょう。
靴と姿勢が首と肩の凝りに関係が…?
女性らしさを演出してくれるパンプスやサンダル。
おしゃれには大活躍なのですが、姿勢のバランスを保つには大変です。
踵の高い靴を履くと、良い姿勢の一直線のラインがくずれ、つま先に重心が偏るため、内太もも(内転筋)に常に負担がかかります、そうすると、内太ももが縮こまって固くなり、内転筋に腰の筋肉(大腰筋)が
引っ張られ骨盤が前傾し、お尻が突き出た状態になってしまいます。
下に引っ張られた腰は、常に反った不安定な状態であり、上半身の負担がそのまますべて腰にかかってしまいます。
この反った腰は、くつのパターンだけでなく、妊婦さんにも見受けられます。
また、妊婦さんには腰痛だけに留まらず背中の痛みや首の痛みや肩の凝りなども多く見られます。
前に重心が偏らないよう踵の高い靴はさけて、つま先がちょっと上向いていてつまづきにくいものを選んでみましょう。
もちろん、妊婦さんに限らず足の疲れが気になる方は靴を変えてみるのも一考です。
日頃からコツコツと首と、肩の凝りを解消していきましょう♪
仕事、家事、育児・・・その他もろもろの毎日の用事に追われて体はボロボロ・・・。
でも、自分のことは後回しにせざるを得ない・・・。
特に小さいお子様がいらっしゃるご家庭では、なかなか自分の時間がとれません
私の勤めているお店でもそういったお客様がいらっしゃいますが、お子様を誰かに預けないといけないためショートコースを選ばれ、本当はロングコースでじっくりと時間をかけて心も体もリラックスするのがいいのですが、お客様もお子様が気になるのと、ちょっとした贅沢(?)のために子供を預けてまでお店に来るということに抵抗があるようです。
お姑さんなどがいらっしゃるとそういった指摘もあるのでしょう。
確かに、ロングコースの方が、満足度は高いのですがたとえ20分の短い時間でもやらないよりやった方がいいのです。
短い時間でも頻繁に受けた方が筋肉もほぐれやすくなっていきます。一番いけないのは、ほったらかしにしてしまうこと。
筋肉は刺激を与えてあげないとどんどん固くなってしまいます。固くなるとさらに疲労が溜まりやすくなっていきます。
短い時間でもかまいません。少しでも時間ができたら、積極的に施術を受けてみてください。
それが無理なら、自分でできる範囲で刺激を与えることでもかまいません。
凝っているところを温めたり、ストレッチして伸ばしたり、軽い運動をしたり・・・。
できることを少しずつで構わないのです。
小さな積み重ねでこりが溜まってしまったように
小さな積み重ねで溜まったこりをほぐしてあげていってください。
急には良くならないかもしれませんが、必ず何らかの反応が出てきます。
小さく意識することが大事です。
そうして、無理のない体のケアをしてあげてください。