秋の夜長にアロマ読書会

投稿日: カテゴリー: 日頃のケア
ぱくたそ

秋になって夜も長くなってきましたね。

読書が似合う季節。

最近、本と香りがコラボしたワークショップが注目されているという記事を目にしました。

アロマ書房 by ruriirononiwaさんが主宰する

「アロマ読書会」(https://www.ruriirononiwa.net/)なるイベントが存在するのだそうな。

はて、本と香りをどうやって結びつけるのか?と思ってたら

皆で同じ本を読んでイメージした香りを自分でブレンドしてオリジナルのアロマオイル(精油・エッセンシャルオイル)を作って互いの香りを楽しむ取り組みです。

物語を香りで表現してみようということなんですね。

アロマオイルのイメージ

同じ本を読んでもそれぞれ受け止め方も違うし印象に残る場面も違うしで、

それぞれで全然違った香りが出来上がったり、逆に似た香りになっていたり。

例え同じアロマオイルを選んでいても、それを選んだ理由が違っていたりと

披露しあうことで想いを共有したり自分とは違う新たな視点の気づきがあって楽しそうな様子でした。

読書会の役割もあるので本を読んで感じたことや自分の好みや思考の癖、感情の揺らぎなどにも焦点あてていくと

”なぜ感情が動いたのか、自分ってこういうとこあるんだ~”というような自己と向き合うきっかけにもなりそうです。

気づきがあれば自己成長にもつながるし、読書の分野、アロマの知識も広がるメリットもありそうですね。

一見、物語を言葉でなく香りで表現ってちょっと身構えてしまう響きですよね。

でも、香りと感情って親和性が高いのでアロマの専門知識なくても意外とスルっと出来ちゃうんじゃないかなと思います。

言葉で表現より楽かもしれません。

香りを感じる嗅覚というのは脳の中の喜怒哀楽の情動などを司る大脳辺縁系へ素早く伝わり記憶にインプットされるようになっています。

思考や判断を司る大脳新皮質を経由しないので他の感覚よりも反応が早い。

生死にかかわるため匂いを嗅いだとき”何だこれは?”と考える前に快・不快の感情が反応するので匂いは記憶や感情との結びつきがとても強いんです。

そのため、ある特定の匂いを感じるとその匂いに紐づけされた当時の記憶や感情がよみがえってくること(プルースト効果)があります。

なので、本を読んで例えば好きな森のシーンがあれば自分の中に記憶されてる森や木にまつわる体験した好きな香りと結び付けてみるとか、

難しく考えず単純に感じるままに好きと好きと結ぶ、そんなところからアプローチするのでも良いと思います。

1年後もう一度ブレンドし直して個人的に楽しむ方法もあるみたいですし、何なら想像しながら本を読むだけでも読書の楽しみ増えそうです。

正解があるわけではないので、本を読んで感じたものをそのままに。

物語を通して自分の中にある香りをたどって感情を表現してみる。

それを楽しんでみる。

もしかしたら新しい自分と出会えるかもしれません。

なるほど、本と香り 確かにつながりました。

面白いですね。

まだまだ秋はこれから。

じっくりまったり楽しい時間を過ごしてくださいね。

参考:アロマ読書会HP(https://www.ruriirononiwa.net/

   「感性と表現力を養う”読むアロマ”読書会」セラピスト2022.10 BABJAPAN

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