あれ?何か前と比べて、椅子から立つときにものすごく体が重く感じるようになったな…そんな時ありませんか?
あるいは、疲れた時の立ち上がりは勢いつけて よおいしょおおおお~!って気合入れないと立てなかったり・・・。
ああ、もう年だな~ 疲れてるんだな~って思う前に
ちょっと椅子に座ってる姿勢を意識してみてください。
もしかして猫背になっていませんか?
人間は椅子から立ちあがる時はまず前方に体重移動かけてから上方へ体を起こすことで立つことが出来ます。
初めはお尻と太もも裏が椅子の面がついているので、まずここにかかっている体重を移動させなければなりません。
なので、体を前方へ傾けるとともに足に力をいれお尻を椅子から浮かします。
ここで体重はお尻太もも裏面から2本の足裏へ移動していきます。
このタイミングの動作が立ち上がりで一番難しいところ。
実はこの時お尻の筋肉と太もも、ふくらはぎの足の筋肉、背中の筋肉が連動して支えてくれています。
その後 腰と膝を伸ばすことで体重を上へ引きあげてまっすぐ立つことが出来ます。
この一連の動作 筋力低下や関節の硬さでやりづらさが出てくるのですが
最初の姿勢が猫背の時はさらにスムーズにいかなくなります。
背中が丸くなる姿勢だとまず前方へ重心移動が難しくなります。
本来あまり使う必要のない筋肉まで総動員して使うので効率の悪い立ち上がり方になってしまうんです。
なのでまずは姿勢を真っ直ぐにして視線は前方に。
足を椅子の方へ引き付けておいて、重心を前方へ移動させると楽に立ち上がれるようになりますよ~。
ここで改善のコツは視線。
猫背の人は姿勢上目線が下に行きがちです。
このため重心が前へと移動しづらくなるんです。
試しに視線を下にしたままと視線を前に向けたのとで立ち上がりを比較してみてください。
体の軽さに違いが出るはず。
猫背の姿勢が椅子からの立ち上がりにも影響あるんですよね。
年だなあ~って決めつけるのはまだ早い(>_<)
ちょっとしたコツで体を楽に動かせるってことありますよ?
ぜひとも疲れない体の使い方見つけてまだまだ元気でいきましょう~!!