爪の役割とは何か
爪の役割って何だろう?
ってこの仕事をするようになって初めて爪を意識するようになりました。
仕事柄爪は長すぎないように気を付けていますが、結構な頻度で切ったり削ったりしています。
成人の伸びる爪の早さって一日に0.1㎜なのだそうですよ。
そして、手よりも足の方が伸びるのが遅いらしいです。
爪は指先を保護するだけでなく力を指先に伝える役割もあります。
実際、爪の長さによって力の入り具合が違うのを実感します。
短く切りすぎると施術がいつもよりすごく疲れます。
調べますと、人間の手足の指の骨は、爪の中央の辺りまでしかないので
そこから先は全部爪が支えになっているそうです。
爪は力を受け止めるストッパーの役割をしているため、もし爪がなかったら小さなものがつかめないようになってしまいます。
骨がないところに力をかけてもストッパーがないと力が逃げてしまう、ということですね。
足の指も、歩くときにはつま先に力をいれ地面をけって前に進んでいるので、爪がないとこれまた歩くのも難しくなります。
爪のおかげで指先が保護されて、さらに指先の力が強くしているワケです。
爪は、皮膚の付属器官なのですが地味に、とっても大切な部分でもあるんですね。
忘れないでちゃんとケアしてあげなくちゃ、と、改めて思います。
気をつけたいのが、深爪はしないようになるべく指先の形に沿って整える方がいいみたいですよ。
また爪の両サイドは圧力がかかりやすいところなので出来るだけ残したいところです。
爪やすりで外側から内側へ一方通行で落としすぎないように注意して削るとよいですよ。
ぜひお試しください。
気を付けたい爪の病気
手に比べて足の爪って伸びるの遅いものだそうです。
そして、加齢にしたがって爪は伸びるのがどんどん遅くなり厚みが増していくのだそうです。
そうすると長年の足のクセと合わない靴と加齢により爪のトラブルも多くなる可能性があることを知っておきましょう。
陥入爪(かんにゅうそう)
爪が硬くなってしまい、周りの部分が皮膚に食い込んで炎症を起こします。
そしてそれが進むと皮膚部分が爪側に侵入して痛みが出るようになります。
先の細い靴を履いて常に圧迫されている状態が続くと起こります。
また、深爪をしすぎてしまい周りの皮膚を傷つけることが発端で、化膿を繰り返して爪の上に皮膚が出来てしまうこともあるそうです。
弯曲爪(わんきょくそう)
爪を伸ばすと丸まっていくように曲がって、今度は皮膚に食い込んでしまってこちらも痛みが出てきます。
こちらも先の狭いパンプスや白癬(爪の水虫)が移ったことでが原因で起こります。
化膿して膿や体液が出てしまっているようならすぐ整形外科や皮膚科(病院によって診療科は違うことがありますので行く前にご確認ください)へ行くことをお勧めします。
どちらにしても、日頃から深爪はしないように爪を切っていつも清潔な状態を守っておくことが大事のようです。
矯正する器具を使って痛みの少ない治療する方法もあるみたいなので、爪のトラブルで困っている方はひどくならない内に早いうちにケアした方が良いですね。