湿気対策で梅雨ダルを改善

投稿日: カテゴリー: 日頃のケア
写真AC

梅雨の蒸し暑い日が続いてますね。

お天気も雨が急に降ったり止んだり、気温も上下するしで地味に体のこたえます。

加えて湿気も体の水分の排出が妨げられるので体もむくみやすくなるので余計不調が増えるんですよね。

 

人間は常に尿や汗や呼吸から水分が出て体の水分量を50%~70%くらいで保っているんですが、

湿気が多いと汗がかけなくて体の体温調節機能が上手く働かず熱がこもりやすくなります。

そうなると老廃物が溜まって体にダルさを感じるようになって不調につながっていきます。

汗が上手くかけないとだんだん汗腺が広がりにくくなって汗をかく機能自体が弱まってさらに不調が増えるのでこれは要注意。

 

なのでおススメなのはこれからの夏に向けて体づくりとして体動かして汗かく機会を増やしてあげとくのも一つの手です。

暑い中体を動かすのはしんどいですけどね。

運動が難しければお風呂で半身浴、サウナでもOKです。

 

運動は手軽にウォーキングでもいいですし、室内ならスクワットもおススメです。

体の水分は下半身に溜まりやすいので足をよく動かす方が良いですよ。

特にふくらはぎの収縮は血管やリンパ管のポンプ機能として役立ってますのでつま先立ち運動をたくさんするとふくらはぎの良い運動になります。

イラストAC

踵を上げたりつま先を上げてふくらはぎの筋肉を動かします。

 

お風呂なら40℃のお湯でゆっくりじわっと汗かく半身浴をするのがおススメです。

どれも急にやりすぎると体がついていかずダウンするので徐々に無理ない範囲からやってみてください。

そして必ずこまめに水分は摂るようにはしてください。がぶ飲みは内臓に負担がかかるのでやめておいてコップ1杯を15分に1回程度のサイクルで飲むと良いです。水分が体に吸収されるのに15分~20分程度かかるので喉が渇く前に飲んで熱中症に備えましょう。

人間の身体は6%の水分を失うと頭痛や体温の上昇などの脱水症状が出ますので十分注意しながら汗をかいてくださいね。

 

また、除湿食材で体の中から水分の排出を促すして水分の溜まりにくい体にするのも良い方法です。

キャベツ、セロリ、枝豆、とうもろこし、スイカ、黒豆などは排出促進してくれる食材でおススメです。

 

 

”キャベツ=上半身の水のめぐりを助けます。

セロリ=発汗を促し、余計な水分を出しやすくなります。

枝豆=胃腸の消化吸収能力を高め利尿を促す効果があります。

とうもろこし=豊富なカリウムで余分な水分を排出します。

スイカ=尿を一緒にむくみの原因となる余分な塩分を排出します。

黒豆=利尿作用があり、不要な水分を排出してむくみを解消します。”

 

 

気温が高くなるとつい冷たいものを多く摂りがち。

けれども胃腸が冷えると血行も悪くなり食欲不振や胃もたれにもなりこれもダルさの原因になります。

水分摂取は必要ですが冷たい水分を摂りすぎないようにお気をつけ下さい。

 

あとは室内の湿気もチェック。

人間が快適に感じる部屋の湿度は40%~60%と言われています。

湿度を出来るだけこの数値の範囲にコントロールしておくとベストです。

ちなみに水を入れて凍らせたペットボトルをタオルの上に置いておくと、空気中の水分が水滴に戻っていくのでお手軽な除湿器になりますよ。

 

 

日常の中でのちょっとした体づくりで不快な梅雨の時期を元気に乗り越えていきましょう~

 

参考:元気読本 2022.5.15号

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