嗅覚刺激療法のお話続きます。
お付き合いいただけると幸いです(^-^)
今度は2022.6.1の日本経済新聞ではアメリカで取り組んでいる嗅覚刺激療法のお話。
(嗅覚取り戻す「嗅覚トレーニング」コロナ禍で注目 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD178BX0X10C22A5000000/)
この中で嬉しいデータ結果が目に留まりました。
新型コロナに感染すると嗅覚障害を患った方が多く出現したのですが、実は治療をしなくても嗅覚を失った方の約8割の方は1~4週間以内に元に戻っていて
さらに95%の方がは6カ月以内に元に戻っているデータが出ているそうです。
これは嬉しい。
記事によると
「新型コロナウイルスは嗅細胞には感染せず、その周囲の支持細胞に感染する。2022年2月1日付けで学術誌『セル』に発表された論文によると、感染部位に殺到した免疫細胞が産生する抗ウイルスタンパク質のせいで、嗅細胞の嗅覚受容体を作るのに必要な遺伝子の活性が低下し、嗅覚を失う可能性がある」とありました。
つまり感染しても嗅細胞は無事なので神経へのダメージがなく周りの支持細胞等の感染が治れば嗅覚は元に戻る可能性が高いということ。
これは嗅覚障害患っている方には安心する内容かと思います。
で、興味を引いた内容がもう一つ。
嗅細胞というのは再生能力があるということ。
再生したらまた元の通りに戻れるんだからすごい能力ですよね。
ちなみに1〜3カ月でされてるみたいです。
これも良いお知らせですね。
もし嗅細胞に問題あったとしても細胞が再生してくれてるんだったら元に戻れる期待が持てますもんね。
コロナ感染で嗅覚鈍麻しても根気強く治療してほしいと思います。
さらにその3続きます(^_^)
参考:COVID-19有識者会議HP「COVID-19の嗅覚・味覚障害」 https://reflelife.jp/wp-admin/post.php?post=3597&action=edit