筋・筋膜性歯痛予防のセルフケア

投稿日: カテゴリー: 日頃のケア
写真AC

前回の続きで今回は歯痛に関連のある筋肉のセルフケアをご紹介いたします。

 

まずは噛む時に使う筋肉の側頭筋と咬筋を緩めるのをチャレンジ。

咬筋と側頭筋はココ

側頭筋・咬筋(横向き)イラストAC
側頭筋・咬筋(正面)イラストAC

 

 

 

咬筋を緩める場合

咬筋は硬いものを噛む時に使われる筋肉です。

①指2~3本をこめかみ辺りに指を置いて歯をぐっと噛みしめてみる。

②噛みしめて硬くなる場所が咬筋なのでそこを指でぐるぐると2分くらい回して筋肉をほぐすのでOK。

イラストAC

 

側頭筋を緩める場合

側頭筋は下のあごを上に引き上げたり、下のあごを左右に動かして食べ物をかみ切ったり、食いしばる時に使われます。

①指2~3本をこめかみ辺りに指を置いて歯をぐっと噛みしめてみる。

②噛みしめて硬くなる場所が側頭筋なのでそこを指でぐるぐると2分くらい回して筋肉をほぐすのでOK。

イラストAC

 

 

 

首(胸鎖乳突筋)を緩める

胸鎖乳突筋は首を伸ばしたり曲げたり回すときに使う筋肉で重い頭を支えて頭の位置を安定させる役割を持っていて負荷が多い首の筋肉です。

ここをほぐすには、まず首を横向けて耳の付け根から鎖骨の付け根の部分が浮き上がらせて

そこの筋を親指と人差し指でギューッとつまんで刺激します。

さらにつまんだまま頭を前後に動かすとより刺激が入って緩みやすくなります。

 

肩(僧帽筋)の運動

僧帽筋は肩甲骨を後ろに下げたり肩甲骨を上げる動き、肩をすくめたり、首を横や上を向いたりするをする時に使われています。

ここが硬くなると非常に肩コリ感を感じるところです。

 

タオルを使って肩甲骨を中央に引き寄せる動きを繰り返してほぐします。

 

イラストAC

 

肩に手をついて肘をぐるぐる回して僧帽筋を動かしてほぐします。

イラストAC

 

手を後ろに引いて手のひらの向きを変えたりぐるぐる回すと僧帽筋に刺激が入ります。

イラストAC

 

肩甲骨を寄せる動きを繰り返して肩をほぐします。

イラストAC

 

コリは長時間の変わらない姿勢や繰り返し作業でずっと同じ筋肉を酷使することから筋肉が硬くなりコリになっていきます。

また、体が冷えると血流が悪くなりコリになりますし、寒暖差で自律神経不調で体温調節が上手くいかなくなりやはりコリ繋がります。

コリ以外にもストレスも溜まりすぎると痛みも増えるので季節柄気を付けて過ごしたい時です。

油断すると簡単にいつのまにかコリやストレスは増えるのでこまめケアで歯痛予防に繋げていただければ、と思います。

元気で新たな新年度をお過ごしくださいね。

 

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