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やらねばならないことが溜まっててもなかなか行動に移せてなくて反省することありませんか?
やる気っていつまで待ってても自然に出てくるようなもんじゃないみたいですね。
最初は無理そうなことでもやる気がないとしてでも最初の4~5分だけ我慢してやってみてそれから判断しても良いですね。
これは脳の動きに関係していて作業をやり始めると脳にある側坐核(そくざかく)という部分が刺激されて興奮するようになっています。
先に作業を始めないと脳が興奮しないように出来てるんです。
この側坐核が興奮することによってドーパミンが分泌されます。
ドーパミンは、快感を生み出す脳内物質。
ドーパミンが分泌されると快感や心地よさをもたらしてくれるのでこの快感を再度味わいたくて、始めた作業を繰り返し行うようになっていきます。
頑張った後の心地よい達成感や満足感もこのドーパミンがもたらしてくれているんです。
ドーパミンが出てくれればそこからは興に乗ってどんどん作業が進む結果が生まれます。面白いですよね。
このドーパミンの面白い所はまだやっていることが実際達成されてなくても達成した未来を想像しただけでドーパミンは分泌されること。
例えば作業終了後自分へのご褒美を期待するとか目標達成した自分をイメージしてる時でもドーパミンドバドバ出てます。
これは脳の神経回路の中でも「報酬系」と呼ばれている神経ネットワークにより起こる現象。これも生きていくために必要な脳のしくみです。
なのでなかなか重たい腰が上がりにくい時は、最初の初動だけちょっとアクセル踏んで頑張ってみる気持ちでとりあえずやってみる+やった後のご褒美をイメージしてあげて取り組んでみるといいかもしれません。
スピードに乗ってしまえばあとは流れに乗って進めばよいから楽です。集中力で作業進められますから。
なかなかやる気出ない時やモチベーションを上げられない時にはぜひお試しになってみてくださいね。
参考:岐阜新聞HP 依存症③ https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/3853